0歳児の保育園はいつから預けられる?月齢別の入園条件と後悔しない保活のすべて

「0歳児を保育園にいつから預けられるの?」
「生後何ヶ月から入園できるの?」
「0歳で預けて大丈夫なのかな……」

育休中のママやパパにとって、0歳児を保育園にいつから預けられるかは最大の関心事ではないでしょうか。仕事復帰のタイミングや家計の問題もあり、できるだけ早く正確な情報が欲しいですよね。

結論からお伝えすると、保育園には生後57日(生後2ヶ月)から預けることが可能です。ただし園によって受け入れ月齢は異なります。また、入園しやすい時期や保活のコツを知っておくことで、希望の園に入れる確率が大きく変わります。

この記事では、0歳児の保育園入園について、受け入れ月齢の基準から保活スケジュール、費用、メリット・デメリット、入園準備まで徹底的に解説します。保育の専門知識にもとづき、最新の制度情報も反映しています。

目次

0歳児は保育園にいつから預けられる?月齢別の受け入れ基準

0歳児が保育園に入れる時期は、法律と各園の方針によって決まります。ここでは具体的な基準を解説します。

法律上の最短は「生後57日(生後2ヶ月)」から

児童福祉法にもとづき、認可保育園では原則として生後57日目から入園が可能です。この「57日」という数字には明確な根拠があります。

労働基準法第65条では、産後8週間(56日間)は母親の就業が原則禁止されています。つまり、母親が働けるようになる産後57日目以降が保育園に預けられる最短のタイミングです。

ただし、すべての認可保育園が生後57日から受け入れているわけではありません。

園ごとに異なる受け入れ月齢

実際の受け入れ月齢は、保育園によってさまざまです。代表的な基準を以下にまとめます。

受け入れ開始月齢特徴
生後57日(生後2ヶ月)最も早い受け入れ。産休明けの職場復帰に対応
生後3ヶ月首すわり前でも受け入れ可能な園が対象
生後4ヶ月首がすわり始める時期。対応する園が増加
生後6ヶ月多くの認可保育園が採用する基準
生後8ヶ月離乳食が安定し始める時期に合わせた基準

生後57日から受け入れる園は、都市部を中心に増えています。しかし地方では生後6ヶ月以降としている園も多いのが現状です。

認可保育園と認可外保育園で異なるルール

認可保育園の場合は、自治体が定めた基準に従います。受け入れ月齢は自治体ごとに異なるため、お住まいの市区町村に確認が必要です。

認可外保育園(認証保育園を含む)の場合は、施設ごとに独自の基準を設けています。認可保育園よりも柔軟に対応してくれるケースも少なくありません。

入園を検討する際は、まず希望する園の募集要項を確認しましょう。

0歳児の4月入園が有利な理由と保活のベストタイミング

0歳児クラスへの入園は、実は保活における大きなチャンスです。その理由を詳しく見ていきましょう。

0歳児クラスは競争率が低い

保育園の入園で最も競争が激しいのは、1歳児クラスです。育休を1年間取得して復帰する家庭が多いため、1歳児クラスは毎年高倍率になります。

一方、0歳児クラスは持ち上がりの在園児がいません。募集枠がすべて新規入園児のため、定員いっぱいの受け入れが可能です。

こども家庭庁の統計によると、0歳児の保育所利用割合は約17%です。1~2歳児の57.8%と比較すると、競争率の差は歴然としています。

4月入園を狙うべき理由

認可保育園では、4月が年度の始まりです。卒園や転園で空きが生まれるため、最も入園しやすい時期です。

年度途中の入園は、空きが出た場合にのみ可能です。人気のある園では途中入園の枠がほとんどないことも珍しくありません。

0歳児の4月入園を目指すなら、前年の秋には保活を本格化させる必要があります。

生まれ月による入園時期の違い

お子さんの生まれ月によって、0歳児の4月入園ができるかどうかが変わります。

生まれ月4月入園時の月齢0歳4月入園の可否
4月~6月生まれ10~12ヶ月ほぼすべての園で可能
7月~9月生まれ7~9ヶ月多くの園で可能
10月~11月生まれ5~6ヶ月生後6ヶ月以上の園で可能
12月~1月生まれ3~4ヶ月対応する園は限られる
2月~3月生まれ1~2ヶ月生後57日を超えていれば一部で可能

早生まれ(1月~3月生まれ)のお子さんは、0歳4月の入園が難しい場合があります。翌年の1歳児クラスを狙うことになりますが、競争率が上がる点に注意が必要です。

保活のスケジュールと申し込みの流れ

0歳児クラスへの入園を成功させるには、計画的な保活が欠かせません。時期ごとにやるべきことを整理します。

認可保育園の4月入園に向けたスケジュール

4月入園を目指す場合、前年度の動きが重要です。

妊娠中から出産後にかけて、以下の流れで準備を進めましょう。

  • 4月~6月頃:情報収集の開始。自治体の窓口で「保育園のしおり」を入手し、認可保育園の一覧や選考基準を確認します
  • 7月~9月頃:保育園の見学。実際に足を運び、保育方針や施設環境をチェックします。複数の園を比較検討しましょう
  • 10月~12月頃:4月入園の1次申し込み。自治体によって締め切りが異なるため、必ず期限を確認してください
  • 1月~2月頃:1次選考の結果通知。内定した場合は入園手続きへ進みます
  • 2月~3月頃:不承諾の場合は2次募集に申し込みます。並行して認可外保育園も検討しましょう
  • 4月:入園、慣らし保育の開始です

選考で重視されるポイント

認可保育園の入園選考では、保護者の「保育の必要性」が点数化されます。主に以下の項目が評価対象です。

  • 保護者の就労状況(フルタイム勤務が高得点)
  • ひとり親世帯かどうか
  • 兄弟姉妹が同じ園に在園しているか
  • 保護者の疾病や障がいの有無
  • 世帯の所得状況

自治体ごとに配点の仕組みが異なります。事前に選考基準を確認し、必要な書類を漏れなく準備しましょう。

認可外保育園という選択肢

認可保育園に入れなかった場合、認可外保育園も有力な選択肢です。

認可外保育園は、自治体を通さず直接園に申し込めます。認可保育園の選考結果を待たずに入園を確保できるのが利点です。

東京都の「認証保育所」のように、自治体が独自に基準を設けた施設もあります。認可外であっても質の高い保育を提供している園は数多くあります。

0歳児保育にかかる費用と保育料の仕組み

保育料は家計への影響が大きいため、事前に把握しておくことが大切です。

認可保育園の保育料の決まり方

認可保育園の保育料は、以下の要素で決定されます。

  • 世帯の住民税額(所得に応じて変動)
  • お子さんの年齢(0~2歳は3歳以上より高い傾向)
  • きょうだいの人数(第2子は半額、第3子以降は無料の自治体が多い)
  • 保育の利用時間(標準時間認定か短時間認定か)

0歳児の保育料は、世帯の年収や自治体によって大きく異なります。月額2万円台から7万円台まで幅があるのが一般的です。

幼児教育・保育の無償化制度

国の制度として、2019年10月から幼児教育・保育の無償化がスタートしています。

ただし、0~2歳児については住民税非課税世帯のみが対象です。月額4万2,000円を上限に利用料が無償になります。3~5歳児は全世帯が対象で、月額3万7,000円まで無料です。

つまり、住民税課税世帯の0歳児は原則として保育料の負担が発生します。

自治体独自の保育料無償化の動き

近年、自治体独自で0~2歳児の保育料を無償化する動きが広がっています。

東京都では2025年9月から、0~2歳の第1子の保育料無償化を開始しました。所得制限はなく、都内在住のすべての家庭が対象です。

大阪市でも、2024年9月から第2子以降の0~2歳児保育料を無償化しています。さらに第1子の無償化も進められています。

徳島県では、2025年度から県全体で第1子~第2子の0~2歳児の保育料無償化が始まりました。

お住まいの自治体が独自の軽減制度を設けていないか、必ず確認しましょう。浦安市では2026年4月1日から0~2歳児クラスの保育料を無償化する方針も発表されています。

保育料以外にかかる費用

保育料のほかにも、以下のような費用がかかることがあります。

費用の種類目安の金額(月額)
延長保育料1,000円~5,000円程度
給食費(主食費・副食費)0~2歳児は保育料に含まれることが多い
おむつ関連費用サブスク利用で2,000円~3,000円程度
教材費・行事費数百円~数千円
布団リース代1,000円~2,000円程度

園によって異なるため、入園前に確認しておくと安心です。

0歳児を保育園に預けるメリット

0歳児から保育園に通うことには、多くのメリットがあります。お子さんと保護者それぞれの視点から見ていきましょう。

子どもの社会性が早くから育まれる

保育園では、同年齢の子どもたちと日常的に関わります。家庭だけでは得られない刺激を受けられる環境です。

友だちとのふれあいを通じて、人との関わり方や思いやりの気持ちを自然に学びます。保育士という家族以外の大人との関係を築くことも、社会性の発達に役立ちます。

生活リズムが早い段階で整う

保育園では、食事・お昼寝・遊びの時間が規則正しく設定されています。このリズムに合わせて生活することで、赤ちゃんの生活習慣が自然と整います。

特に0歳児は昼夜のリズムが確立していない時期です。保育園の規則正しいスケジュールが、生活リズムの形成を助けてくれます。

発達に合わせた専門的な保育を受けられる

保育士は、子どもの発達段階を熟知した専門家です。月齢に合った遊びや活動を計画的に提供してくれます。

0歳児クラスでは、保育士1人あたり子ども3人という手厚い配置基準が定められています。一人ひとりの成長に合わせた丁寧な関わりが可能です。

家ではなかなかできない感触遊びや音楽遊び、季節の行事なども経験できます。

保護者が育児の相談相手を得られる

初めての育児は、不安や疑問がつきものです。保育園に通うことで、保育のプロに日常的に相談できる環境が手に入ります。

離乳食の進め方や夜泣きの対処法など、実践的なアドバイスを受けられるのは大きな助けになります。

連絡帳やお迎え時のやり取りを通じて、子どもの園での様子も共有してもらえます。

職場復帰を早められる

0歳児から預けることで、育休を短縮して早期に復帰できます。キャリアのブランクを最小限に抑えたい方にとっては重要なポイントです。

収入の回復も早まるため、世帯の家計面でもプラスに働きます。

0歳児を保育園に預けるデメリットと対処法

メリットがある一方で、デメリットも存在します。事前に把握し、適切に対処することが大切です。

感染症にかかりやすい

保育園は集団生活の場です。特に0歳児は免疫力が未熟なため、風邪や胃腸炎、RSウイルスなどに感染するリスクが高まります。

入園してから最初の1年は、頻繁に体調を崩す子が多いのが実情です。急な発熱で仕事を早退したり、お迎えの連絡が入ったりすることも覚悟しておきましょう。

対処法としては、職場に事情を伝えて理解を得ておくことが重要です。病児保育やベビーシッターなどの代替手段も事前にリサーチしておくと安心です。

親子で過ごす時間が減る

0歳児は成長のスピードが最も速い時期です。初めて寝返りをした瞬間や、ハイハイを始めた瞬間を園で迎えることもあるかもしれません。

離れている時間への寂しさや罪悪感を感じる保護者も少なくありません。

ただし、一緒にいる時間の「量」だけでなく「質」が大切です。帰宅後やお休みの日に、スキンシップをたっぷり取ることで愛着関係は十分に築けます。

保育料の負担が大きい

前述のとおり、0~2歳児の保育料は3歳以上に比べて高額です。住民税非課税世帯以外は無償化の対象外であるため、家計への影響は無視できません。

ただし、自治体独自の軽減制度や、きょうだい割引を活用できる場合もあります。お住まいの地域の制度を必ず確認してください。

慣らし保育中の仕事との両立が難しい

入園直後は慣らし保育期間があります。初日は1時間程度からスタートし、1~2週間かけて徐々に預ける時間を延ばしていきます。

この間は通常勤務が難しいため、有給休暇や育休の延長で対応する方が多いです。職場との調整を早めに行いましょう。

0歳児保育園での1日のスケジュール

保育園で0歳児がどのように過ごしているか、典型的な1日の流れを紹介します。

0歳児クラスの一般的なタイムスケジュール

時間活動内容
7:00~9:00順次登園。保護者から体調の引き継ぎを受けます
9:00~9:30検温・健康チェック。おやつ(ミルクや補食)
9:30~10:00朝の会。歌や手遊びで楽しい時間を過ごします
10:00~11:00主活動。お散歩、室内遊び、感触遊びなど
11:00~12:00離乳食やミルクの時間。月齢に合わせた食事を提供
12:00~14:30お昼寝。5分おきに呼吸チェックを行います
14:30~15:00起床。検温・おむつ交換
15:00~15:30おやつ(手作りおやつやミルク)
15:30~16:00室内遊び。絵本の読み聞かせなど
16:00~18:00順次降園。保護者に1日の様子を報告します

個々の月齢やリズムに合わせて、授乳や午前睡を柔軟に取り入れるのが0歳児クラスの特徴です。

保育士の配置基準で安心の体制

0歳児クラスでは、保育士1人に対して子ども3人という配置基準が定められています。これはすべての年齢の中で最も手厚い配置です。

2025年度からは、1歳児クラスの配置について「子ども5人に対して保育士1人」に改善する園への加算措置もスタートしました。保育の質の向上に向けた取り組みが全国で進んでいます。

2026年度からは「こども誰でも通園制度」も本格実施される予定です。親の就労要件にかかわらず、0歳6ヶ月から満3歳未満の子どもが月一定時間利用できる新しい仕組みです。

慣らし保育の進め方と期間の目安

入園が決まったら、最初に経験するのが慣らし保育です。0歳児の慣らし保育について詳しく解説します。

慣らし保育の目的

慣らし保育は、子どもが新しい環境に少しずつなじむための大切なステップです。

主な目的は以下の3つです。

  • 保育園という場所や保育士に安心感を持ってもらうこと
  • ミルクや離乳食を園でも問題なく摂れるようにすること
  • 保護者と保育士が信頼関係を築き、子どもの情報を共有すること

0歳児の慣らし保育スケジュール例

0歳児の慣らし保育は、1~2週間が標準的な期間です。園によっては1ヶ月かける場合もあります。

日数預ける時間活動内容
1~2日目1~2時間園の雰囲気に慣れる。保育士と顔合わせ
3~4日目2~3時間午前中の活動に参加。おやつを園で食べる
5~6日目3~4時間昼食(離乳食)を園で食べる
7~8日目5~6時間お昼寝まで園で過ごす
9~10日目6~8時間おやつまで含めた通常保育に近い時間

人見知りが始まっている月齢の場合は、慣れるまでに時間がかかることもあります。焦らず、お子さんのペースに合わせることが大切です。

慣らし保育をスムーズに進めるコツ

慣らし保育中は、以下のポイントを意識しましょう。

  • お迎え時は笑顔で。「楽しかったね」と声をかけてあげてください
  • 園で使う哺乳瓶やマグに事前に慣れさせておくと安心です
  • 保育士に、自宅での生活リズムやお気に入りの遊びを詳しく伝えましょう
  • お別れのときは長引かせず、さっと離れるのがポイントです

0歳児の入園準備で用意するもの

入園が決まったら、必要なものをそろえていきます。0歳児クラスで一般的に求められる持ち物をまとめます。

基本の持ち物リスト

  • おむつ(1日分として5~10枚程度。記名が必要)
  • おしりふき
  • 着替え(上下各2~3組。肌着も含む)
  • 着替え入れ用の巾着袋
  • 汚れもの用のビニール袋
  • 食事用エプロン(2~3枚)
  • コップまたはマグ
  • ガーゼやハンドタオル
  • お昼寝用寝具(バスタオルやシーツなど園の指定に従う)
  • 通園バッグ
  • 帽子(ゴム付き)
  • 連絡帳(園から支給される場合も)

準備のときに押さえておきたいポイント

すべての持ち物に記名が必要です。おむつ1枚1枚にも名前を書くため、お名前スタンプやお名前シールがあると作業効率が格段に上がります。

着替えは、ボタンやフードのないシンプルなデザインが推奨されます。ロンパースが使えるかどうかは園によって異なるため、事前に確認しましょう。

哺乳瓶は園で用意している場合と、持参する場合があります。母乳の方は搾乳した母乳を持ち込めるかも確認しておくとよいでしょう。

保育園選びで見るべきチェックポイント

0歳児を安心して預けるために、園選びは慎重に行いたいものです。見学時に確認すべきポイントを紹介します。

保育環境のチェック項目

保育室の広さや清潔さは基本です。0歳児が安全にハイハイできるスペースがあるか、確認しましょう。

床暖房や空調設備が整っているかも重要な要素です。0歳児は体温調節が未熟なため、室温管理がしっかりしている園が理想です。

SIDS(乳幼児突然死症候群)対策として、お昼寝時の呼吸チェック体制も確認してください。多くの園では5分おきの確認を実施しています。

保育士の対応と保育方針

見学時には、保育士の表情や子どもへの声かけの様子を観察しましょう。温かみのある対応をしているかどうかは、園の質を見極める大きな手がかりです。

保育方針が家庭の育児観と合っているかも確認ポイントです。離乳食の進め方やおむつ外しの考え方などが園と家庭で大きく異なると、お子さんが混乱してしまうことがあります。

通園のしやすさ

毎日通う場所ですから、自宅や職場からのアクセスは非常に重要です。ベビーカーでの通園ルートに段差や坂道が多くないかも確認しておくと安心です。

駐輪場や駐車場の有無、雨の日の送迎がスムーズにできるかなど、実際の通園をイメージして検討しましょう。

その他の確認ポイント

延長保育の実施状況と利用料金も事前に把握しておきたい項目です。急な残業に対応できるかどうかは、働く保護者にとって切実な問題です。

園の食事内容やアレルギー対応の方針も確認しましょう。0歳児は離乳食の段階が一人ひとり異なるため、個別対応の体制が整っているかが重要です。

早生まれの赤ちゃんの保活対策

1月~3月生まれの早生まれのお子さんは、保活において独特の課題を抱えています。具体的な対策を見ていきましょう。

早生まれが不利と言われる理由

4月入園の申し込みは、通常10月~12月に行われます。1月~3月生まれの場合、申し込み時点でまだ出産前、または産後間もない時期です。

生後57日を超えていないと入園ができないため、3月生まれのお子さんは4月1日時点でわずか生後1ヶ月前後です。0歳児クラスへの入園自体が困難な場合があります。

具体的な対策方法

妊娠中から保活をスタートさせることが最も重要です。出産前に保育園の見学を済ませ、情報収集をしておきましょう。

認可外保育園を併願しておくのも有効な方法です。認可外は入園時期の柔軟性が高く、0歳児4月入園ができなかった場合の受け皿になります。

1歳児の4月入園に備えて、加点項目を増やす工夫も必要です。たとえば、認可外保育園に一定期間通園することで加点が得られる自治体もあります。

0歳児の保育園入園で後悔しないために知っておきたいこと

0歳児を保育園に預けることに対して、不安を感じる方は少なくありません。安心して入園を迎えるために、知っておきたいことをお伝えします。

「0歳から保育園はかわいそう」は本当?

「こんなに小さいうちから預けるのはかわいそう」という声を聞くことがあるかもしれません。しかし、発達心理学の観点からは、保育園に通うこと自体が子どもに悪影響を与えるという根拠はありません。

大切なのは、愛情を注いでくれる大人が安定的にそばにいることです。保育士は専門的な研修を受けた保育のプロフェッショナルです。

保護者が安心して働ける環境が整うことで、家庭全体のゆとりが生まれます。結果として、親子関係の質が向上するケースも多いのです。

愛着形成への影響は?

赤ちゃんと保護者の愛着関係は、一緒にいる時間の長さだけで決まるものではありません。限られた時間であっても、応答的で温かい関わりがあれば、しっかりとした愛着は形成されます。

朝の登園前や夜の帰宅後、抱っこや語りかけを意識的に行うことが効果的です。週末にゆっくり過ごす時間を大切にするのもよいでしょう。

保育園に預けて「よかった」という声も多い

「集団生活のおかげで食事をよく食べるようになった」「同月齢の子を見て刺激を受け、成長が早まった」「保育士さんに相談できて心が軽くなった」といったポジティブな声は非常に多く聞かれます。

罪悪感を抱く必要はありません。保育園に預けるという選択は、お子さんにとっても保護者にとっても前向きな決断です。

0歳児を保育園に預ける前に確認すべきポイント

0歳児の保育園はいつから預けられるかを理解したうえで、入園前に最終確認しておきたい項目を整理します。

職場との調整

育休からの復帰時期を職場と明確にすり合わせましょう。慣らし保育の期間中は、時短勤務や有給休暇で対応が必要になる可能性があります。

急な呼び出しに備えて、パートナーや祖父母と役割分担を決めておくことも大切です。病児保育の登録も事前に済ませておくと安心です。

小児科の確保

保育園に通い始めると、急な発熱や感染症で小児科を受診する機会が増えます。自宅や園の近くで、信頼できるかかりつけ医を見つけておきましょう。

予防接種のスケジュールも入園前に確認し、できるだけ早めに接種を進めておくことをおすすめします。

家庭での生活リズムの準備

入園前から、保育園の生活リズムに近いスケジュールで過ごすことを心がけましょう。朝の起床時間や食事の時間を園のスケジュールに合わせておくと、入園後の適応がスムーズになります。

哺乳瓶やストローマグに慣れていない場合は、事前に練習しておくと安心です。

必要書類の準備

入園にあたっては、さまざまな書類の提出が求められます。主な書類は以下のとおりです。

  • 入園申込書
  • 就労証明書(保護者それぞれの分)
  • 健康診断書(お子さんの分)
  • 母子健康手帳のコピー
  • 住民税の課税証明書
  • アレルギーに関する申告書(該当する場合)

自治体や園によって必要書類は異なります。期限に余裕をもって準備しましょう。

よくある質問(Q&A)

0歳児の保育園入園に関して、保護者から寄せられる代表的な疑問にお答えします。

Q. 母乳育児でも0歳児から保育園に預けられますか?

預けられます。園によっては搾乳した母乳を持ち込むことも可能です。ミルクとの混合に切り替える方も多くいらっしゃいます。入園前に哺乳瓶での授乳に慣れさせておくとスムーズです。

Q. アレルギーがある場合はどうすればいいですか?

入園前に園と面談し、アレルギーの内容を共有しましょう。認可保育園では、医師の指示書にもとづいた除去食の提供が義務づけられています。アレルギー対応の体制は園によって異なるため、見学時に詳しく確認してください。

Q. 途中入園は可能ですか?

可能です。毎月の月初に空きがあれば、年度途中でも入園できます。自治体によっては毎月の締め切りが設定されており、月初~10日頃に申し込みを行い、中旬に結果が通知される流れが一般的です。ただし、人気園では途中入園の空きがない場合も多いのが現実です。

Q. 保育園に預ける最適な月齢はありますか?

最適な月齢は家庭の事情やお子さんの発達状況によって異なります。一般的には、人見知りが本格化する前の生後5~6ヶ月頃、または人見知りが落ち着いてくる生後10ヶ月以降が適応しやすいと言われています。ただし、何歳で入園しても子どもは柔軟に適応していく力を持っています。

Q. 保育園に入れなかった場合はどうすれば?

認可保育園に入れなかった場合は、認可外保育園や小規模保育事業、家庭的保育(保育ママ)など、複数の選択肢があります。育休の延長も視野に入れつつ、2次募集への申し込みや認可外への入園を並行して検討しましょう。

0歳児の保育園入園を成功に導くために大切なこと

0歳児を保育園にいつから預けられるかという疑問への答えは、法律上は生後57日からです。しかし実際には、園ごとの受け入れ基準や生まれ月によって最適なタイミングは異なります。

保活を成功させるために大切なのは、早めの情報収集と計画的な行動です。妊娠中から自治体の窓口に足を運び、保育園の見学を済ませておくことが第一歩になります。

0歳からの保育園生活は、お子さんにとっても保護者にとっても新しい成長の機会です。感染症へのリスクや保育料の負担など課題はありますが、専門的な保育環境のもとで得られるものは大きいです。

この記事でお伝えした受け入れ月齢の基準、保活スケジュール、費用、メリット・デメリット、入園準備の知識を活用して、ぜひ後悔のない選択をしてください。お子さんとご家族にとってベストな保育園生活のスタートを応援しています。

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